手放し~成長のプロセス

 

自己啓発・心理学・仏教的な思想・

スピリチュアル・断捨離など

 

昔から、色んな分野で取り上げられる

『手放し』

 

実はとっても奥深い

 

今日は『手放し』について

キャリカウンセリングの視点で

考えてみる

 

目次

  1. 手放しとは
  2. 手放しは成長のプロセスの一部

 


1.手放しとは

 

一般的な捉えでは

『執着を手放す』等で使われる

 

例えば

ネガティブな感情

自分本位の欲

自分を縛っている思い込み

等を手放し

 

生きやすくするための

一つの方法として

取り入れられている

 

手放しの意味をたどっていくと

仏教の教えである

『無常』や『無我』にいきつく

 

世の中も

自分も常に変化し続けている

 

でも、自分も含め

人は何者かになろうとしたり

 

無意識に何かを

コントロールしようとしたり

 

時に変化を躊躇する

 

執着を手放すということは

自分の身に着けてしまった

自分を縛る思い込みや

価値観に気づき

 

そんな自分も許し

受け入れ

 

自由になること

 

無意識のコントロールから

 

自分も相手も自由になる

 

もちろん

好き勝手なワガママとは違います

 


2.手放しは成長のプロセスの一部

 

次にキャリアカウンセリングの視点で

『手放し』ついて考えてみる

 

JCDAのキャリアカウンセリングの

人間観の中に

 

人は皆『ありたい自分』をもっている

という捉えがある

 

こうありたい!

と思う方向へ進んでいく

意思の力(原動力)のこと

  

キャリアカウンセリングは

『自己概念の成長』が目的でもある

 

ここでいう自己概念とは

『自分と自分を含む世界をどう規定しているか、その考え方』

 

その人が

良しとしているモノの見方、考え方

 

「良し」としている拠りどころは

「ありたい自分」

 

 

自己概念は何歳になっても変化し

成長し続ける

 

アラフィフの私にとっては

希望がもてる概念だ

 

とはいえ…

色んな経験を重ねながら

人生の節目に

なりたい自分と現実の自分

そのギャップを見せつけられた時

又は、うすうす気づいていた時

 

あなただったらどう感じるだろう

  

思い込んでいた自分

もう通用しなくなった価値観

本当の自分の心の声

 

それに気づいたとき

 

私は結構ショックでした(;^_^A

 

自己概念にまつわることは

自分と同化していることが多く

それに気づきにくいことも…

 

大切に感じるもの・人だったり

思い入れがつよかったりすると

 

手放す勇気も必要かもしれません

 

でもその事実を受けとめ

自分を信じて

 

もういらなくなったもの

考え・価値観を

手放していく

 

そして

新たな自分らしさを創造していく

 

 

こういう視点で考えると

手放しとは

成長のプロセスの一部ともいえます

  

 

 

次回は

自分の私の最近の手放しのお話を例に

お話しさせて頂きますね↓

 

手放すと~新しい形で戻ってきた